相 見積もりで塗装優良業者を探す方法
鹿児島も桜も散り、少し暖かさがましてきました。
日中は暖かさというより、少し暑いと感じるかもしれません。
それでも、空気はまだカラっとしていますので、汗をかくほどの感じでもありませんよね?
まあそうなると、暑くなる前に塗装をしようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
まあ外壁屋根塗装は生涯にわたってそうそうするものでもありません。
多くの方は、15年くらいの周期で塗り替えることになると思います。
そうなると塗装の専門知識を持った方って数が少ないと思います。
実際工事が始まってみると、どんな作業工程をやっているのか、どんな塗料を使用しているのか、あと何日かかるのか。
明日は職人さんが作業に来るのか、家をはなれて空けることもできないのか?
もう分からないことばかりだと思います。
そんな状態だと、手抜き工事をされたって気づけるはずもありません。
むしろそんな知識が不足しているお客さんを守るために、専門知識をもつ業者がお客さんの不安を補って正しい工事方法の提案をしてあげる。
これこそが真の業者、優良業者として本来あるべき姿です。
そんな優良業者とは、どうやって見つければいいのでしょうか?
優良業者の出会うポイントを一緒に見ていきたいと思います。
説明が分かりやすい
業者というのは我々よりも、当然専門知識を持っています。
依頼する我々は当然専門知識などない、素人です。
それでも素人に分かるように、専門用語を使わず分かりやすいように説明する業者をお勧めします。
我が家の屋根や外壁がどんな状態で、そのためどんな工事をすればいいのか?
素人でも分かるように、どんな工事工程を行い、どのような塗料を使用する必要があるのかを詳細に丁寧に説明してくれる業者は。
信頼における業者と考えていいでしょう。
詳細な見積書を提示してくれる
ここは結構重要な部分です。
まず、数社だいたい、3社くらいの見積を取るようにしましょう。
これは安くすませるためではなく、おおまかな相場や施工法を知るためです。
工事に必要な材料の種類や適切な量、乾かす時間は、材料の種類によって変わりますが。
すべてある程度の共通した規定があります。
見積書に計算された塗装面積は、事前の調査でしっかりと出されているのですから。
ある程度しっかりした数字や、費用は具体的に計算され、提示されているはずです。
それでも明らかに安い、おおざっぱな記載しかない場合は、手抜きをされる可能性が高いと考えましょう。
塗装工事の値段は、塗装する面積、材料費、足場代、職人の日当と相場が決まっております。
明らかに安い場合は、作業工程を減らして日数をごまかす、材料をごまかす、または希釈して薄く塗る、乾燥時間を短くとる、塗る面積を曖昧にすれば安くすることができます。
そのため、見積書の中にも「屋根塗装一式」などと、おおざっぱに書かれている場合は、怪しいと考えていいでしょう。
優良業者の場合は、見積書の中に外壁屋根面積、作業工程、使用する塗料の品名、単価、塗装回数などを詳細に記載されているものです。
こういった見積書は、専門知識のない施主さんでも、分るように提示されています。
なのでしっかりとした見積書が出されているかチェックすることが、優良企業を見抜くポイントになります。
有資格者の在籍が多い
一言で塗装業者やリフォーム業者といっても、多くの企業があります。
その多くある塗装業者やリフォーム業者の業者登録は、かなりアバウトな状況です。
総額500万円未満の工事だけをするのであれば、建設業許可などを取る必要がありません。
そんな状況だから、悪徳業者もはびこっているのが今も変わらず、ずっと変わらない現状だと言えるでしょう。
そんな悪徳業者は、資格を有してまで、業務に取り組もうとはしないはずです。
それにはなんのメリットもありませんからね?
しかしそんな曖昧な業界だからこそ、しっかり資格を有した人員を入れたり、教育を施すことによって。
専門技術や知識の向上を目指し、お客さんに還元したいという気持ちの表れだと考えております。
そして資格を有するにはある程度の労力を必要とします。
そんな苦労をして資格を取った人たちが、ズルやごまかしたりするとは考えにくいのではないでしょうか?
まず、自分のスキルや知識の向上のために、資格を取ったのですから、そういった社員を多く集めている業者は、優良業者のポイントになると考えていいでしょう。
そこで屋根塗装の場合の主な資格をご紹介します。
・建築士(一級・二級)
・施工管理士(一級・二級)
・塗装技能士
・雨漏り診断士
・外壁診断士・外壁アドバイザー
・外壁劣化診断士
などがあります。
創業年数・年間施工数などの実績や数字
業者を選ぶときに見るポイントとして、この辺の数字を見るようにしましょう。
年間どれくらいの工事数を請けている業者なのかを知るようにしましょう。
あと創業年数も大きな基準となります。
これら二つの数字は、当然ですが、豊富な経験と技術力を持っていることが期待できます。
また創業年数は、地域の結びつきによって長く事業を営んできたという、保証にもなります。
これはかなりの確率で、地域に密着して活躍できたという安心材料としても考える基準となります。
現在はインタネットの普及によって、気になる業者の口コミも、簡単に知れるようになりました。
このような時代は、すぐにネットで評判や口コミが広がり、悪質な業者はすぐに仕事依頼が減り、地域に根差して商売ができなかったり。
すぐに活動エリアを移さなければならないようになったり、地域に定着できづらくなっていることが多いのです。
なのでこのような創業年数や年間施工件数という数字は、業者の安定した信頼の数値として考えてもいいでしょう。
ここまで説明してきた業者の選び方は、優良業者の選び方の基準になるでしょう。
このようなことを踏まえて、ぜひ3社ほどの見積を取って、しっかりと検討してみてください。