塗装をするうえで痛い目に遭わないためにひげちゃんがアドバイスします
早稲田さん:さあ、今週も先週に引き続きまして、スタジオを飛び出して、武岡にあります西谷工業の本社にお邪魔しております。西谷工業の代表、ひげちゃんこと、西谷誠社長です。こんにちは。
西谷社長:はい。今週もよろしくお願いします。
早稲田さん:お願いします。先週のお話では「そもそもなぜ塗装ということをするのか」「塗装をする上で何が一番大事か」、それから「だまされたりなど、そういう痛い目に遭ったりしないようにするにはどうすればいいのか」というようなお話まで広げていきましたけれども、今日も何かいろいろアドバイスをしていただけますか。
西谷社長:はい。先週の話を踏まえた中で、お客さんとしてどういう対応をしていったらいいかということを少しお話しできればいいかなと思います。依頼していただいたお客さんと話していて最初に聞くことが、失敗される方というのは1回目の方が多いということですね。まず何をされるかというと、「塗装の見積もりをください」と言って、あとは業者に丸投げ状態です。何を塗るのかも分からない、何日かかったかも分からない状態です。私はよく、2回目のお客さまに1回目のことを聞くのですが、全く覚えていらっしゃらないのです。それぐらい業者に任せっきりになっているのです。業者を信頼されてそうされているので、お客さんが悪いということではないのですが、やっぱり任せっきりにするということは、お客さまが塗装には干渉しないということなので良くないと思いますね。
早稲田さん:まるで塗装のことが分からない状態だったりするではないですか。どんなふうにして、知識を得たらいいのでしょうか。
西谷社長:そうですね。やはりまず、今年塗装をしようかな、来年塗装をしようかなというお考えがあるときに、1カ月前になって「来月工事をしてもらえないですか」などと言う人が結構多いのです。それは暇な会社でないと多分無理だと思うのです。暇ということは、信頼度がなくて遊んでいる業者さんなどが多いと思います。僕も塗り替えセミナーなどいろいろな勉強会もやっています。そういうところに少しだけでもいいですから、時間を割いていただいて勉強をしに行って、少し豆知識を入れておくといいと思います。ホームページだけを見たら、いいことしか書いていないので、それだけを信頼してやるというのは失敗する傾向にありますから、ホームページから間違った知識まで全部入れてしまっている人が多いので、自分でちゃんとした知識を入れてください。間違った情報は排除していかないと、おかしくなってしまうと思いますね。
早稲田さん:良質な情報をセレクトする能力を消費者の方自身にも付けていただくということですね。
西谷社長:そうですね。
早稲田さん:お住まいというのは長い付き合いになります。やはり皆さん、高価なお買い物になりますので、信頼の置ける業者さんとの出会い、そしてひげちゃんもやっているいろいろなセミナーなどを活用して、良質な知識を入れていただいて、リフォームに取り組んでいただきたいと思います。これでいいですか。
西谷社長:はい。よろしくお願いします。
早稲田さん:うまくまとまったところで、今週もひげちゃんでした。
西谷社長:ありがとうございました。